HD650

 「いつかは欲しいものリスト」なんてのがナニかの拍子に耳から脳汁と一緒に出てきたりするのですが、さらにうっかり勝手に盛り上がってしまい、ゼンハイザーの「HD650」を買ってしまったようです。

 盛り上がったキッカケは別の機会にゆずるとして、こちらのHD650は我が家のヘッドホン開祖であらせられます「STAX Classic System II」(SR-303+SRM313)以来の超ドレッドノート級ゲルマンアイテムとして飛来したヘッドホンとなるわけでして、お家でちゃんとしたオープンエア型ダイナミックヘッドホンを楽しみたいよぅという主にフツーの理由から召喚されました。間違っても高祖STAX様がちゃんとしていないということではなく、ノーマルな運用ができるヘッドホンの範疇で、ということです。STAXは列車砲かヤシマ作戦の陽電子砲かといった塩梅なので。やたらと繊細な兵器ですけど。密閉型では同じくゼンハイザーの「HD25」をすでに持っていますが、まぁオープンエア型も欲しかったのと、部屋の中で密閉型だと電話とか余裕でスルーするという微妙に切実な問題もあったり……ま、電話とかメッタにかかってこないけどね☆

 内容は今更書くまでもなく、ゼンハイザーのトップエンドでオープンエア型の名機、リファレンスとして評価が定着していると思われますが、何より買ったばっかりで音が馴染むまでは書くのがはばかられるというオーディオにありがちなアンビヴァレントな時期であったりします。鳴らし始めでも程よく締まって沈む低音域、艶めかしい中音域、今は少しマスクされているものの素性の良さそうな高音域、と期待通りの雰囲気です。特定音域の特化ではなくディティールをしっかりと描いた上でものすごくバランス型な気がします。幸い、慣らし運転中の機器がもうひとつあるので、それと同じ時間慣らせば程よい頃合いになると思われます。

 写真に写っているケーブルについては補足が必要で、標準(ストック)のケーブルは箱から取り出すと同時に取り外し、水色といってもLANケーブルではなく、HD25で使用していたカルダスのケーブルに交換しています。プラグ部分は形状からカナレだと思います。外出用として1.2m+ミニプラグバージョンを輸入したのですが、現在はフジヤエービックなど国内でも、標準プラグバージョンがたまに入荷しているようです。