Nikon D600

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2009年6月に「D3」を買って以来、デジタル一眼レフのボディはずっとD3を使ってきましたが、歳のせいか仕事で使っているとけっこう負担を感じるようにもなってきたので、3年半ぶりに新しいボディ「D600」を買ってみました。

 「X-E1」を買って舌の根もかわかぬうちに、といったところですが、「X-E1」は休日にプライベートで使う分にはまったく問題はないと思うものの、私の仕事ではやはりキビシイ塩梅だったので、D3をセミリタイアさせて仕事の大部分はD600に移行させることにしました。体力は別にしても、D3に手を出した人はそろそろフルサイズのFXフォーマット最新機種が気になる頃合いかもしれません。

 FXフォーマットこそ同じなのでレンズもそのままですが、画素数はD3の倍近い2400万画素、最大で6016×4016ドットなので、後工程で大きくトリミングしてもこれまでとは精細度が違いますね。プライベートはともかく、仕事ではありがたい部分ですが、画像ファイルのサイズも大きいので必然的に現代的なスペックのパソコンも必要です。

 メモリカードはSDカードですが、ダブルスロットなので使い勝手自体はこれまでと同じです。高感度特性は、D800と比べると物足りないようですが、D3から移行する分には十分でしょうか。連写が秒間5コマというのはD3と比較するとけっこう見劣りする部分ですが、これは仕方がないところ。シリアスに連写が必要な場面ではおとなしくD3を使うことにします。シャッター音は静か目で、D3などとはまったく別系統の音がします。無理やり音にすると、D3は「バルシャッ」って感じで、D600は「ジョルッ」って感じです(笑)。

 D3の頃はライブビュー撮影機能がやっと搭載されるといった時代で、無印のD3には動画の録画機能は搭載されていませんでしたが、さすがにD600にはボタン一発でライブビューに移行できますし、動画の録画ボタンもシャッターのそばに用意されています。今のところ録画を使う予定はありませんが、スルー出力とUstreamのHD配信の組み合わせは今後試してみたいですね。

 「U1」「U2」というモードダイヤルから選べる2つのユーザーモードも、測光から色空間、ダブルスロットの使い方まで現在の設定内容を丸ごと登録できるので、仕事とプライベートの使い分けとか、異なるシーンで設定を追い込んで使う人にはかなりありがたい機能です。

 フォーカスポイントは中央7点がf8に対応しているので、f4シリーズのレンズと2倍のテレコンバーターを組み合わせて(合計で開放f8)もAFが使えるとかの、D4やD800シリーズでの新しい取り組み・展開に追従できるのも嬉しいですね。

 上の写真ではDレンズ、「Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D」が付いてますが、単焦点レンズあたりだとボディの軽さも相まってかなり軽快な印象です。仕事では24-70を使うので先重な感じですが、軽めのズームレンズや単焦点レンズとの組み合わせなら、カバンのサイズが許せば気軽に持ち出せます。

 フルサイズセンサーのボディはこれまでヘビーなモデルばかりだったので、D3やD4のサブとしてはもちろん、はじめてのフルサイズ機としても魅力的だと思います。

 プライベートの利用は「X-E1」を中心にしたいので特に作例的なものは撮ってないんですが(笑)、ボトルケージを紹介した際の写真は、上の写真にある60mmとの組み合わせで撮ったものです。