リアルアーケードPro.EX

リアルアーケードPro.EX
リアルアーケードPro.EX

 ホリのXbox 360対応ジョイスティック「リアルアーケードPro.EX」が独占販売中のHORISTORE.comに入荷していたので買ってみました。こやつは7月10日発売で1カ月前には予約が開始されたものの、即効で完売した後はほそぼそと入荷しては売り切れの繰り返しで買うタイミングを逃してばかりでした。時期的には7月31日発売の「ソウルキャリバーIV」用として考えていたんですが、予約開始後即完売のHORISTOREでは2回目の入荷が8月以降と案内されたことで微妙にモチベーションが下がり、「ソウルキャリバーIV」の方もこれまでドリームキャスト、PS2、GCとシリーズはすべてジョイスティックでプレイしてきたのでパッドではなじめず、さらにディスクの回転音にやっぱり嫌気がさしてプレイが遠のく結果に。まぁ、そもそも熱心にプレイするほうじゃないですけど……。

 PS3はホリの「リアルアーケードPro.3」(RAP3)やセガの「バーチャスティック ハイグレード」(VSHG)が登場したことで世間的には早々にジョイスティック環境が整備されましたが、Xbox 360はジョイスティック向きのタイトルの充実とは裏腹に長らく冬の時代が続き、RAP3やVSHGの内蔵基板をXbox 360コントローラの基板に交換しジョイスティックをXbox 360用とする「乗っ取り」が栄華を極めました。私も乗っ取りを画策したりしましたが、簡単なハンダ付け程度の作業で基板を交換して収納するだけは、椎茸と呼ばれるXboxボタンと4つのLEDに対応できず、ヘッドセットを装着する拡張端子の存在も(ジョイスティック本体に元々無いから)問題でした。

 セガはともかく、ホリからなぜXbox 360用の本格ジョイスティックが出ないのか――ホリに問い合わせても発表前は検討中という回答だけが返ってきていたようですが、2008年も半分を過ぎてやっとXbox 360版の「RAP」が発表された背景には、公式ライセンス品としての開発にあたり、マイクロソフト側では米マイクロソフトの対応となる点や、認証の通過、あるいは認証チップの供給に問題があったのではないかというのがもっぱらのところです。

 また、開発の遅れには直接関係無いと思いますが、レバーのボールとボタンを単色で揃えてきたRAPシリーズのポリシーが踏襲されていないことからも、「A」はグリーン、「B」はレッドなど、ボタンにはかならずパッドと同じ色を付けなければならない点が公式ライセンス品の条件に含まれていると考えられるでしょう。

ボタンを三和製に交換
ボタンを三和製に交換

 さて、VSHGはレバー・ボタンともに三和電子製で名前の通りバーチャ筐体を再現したものになっていますが、RAPシリーズはレバーを三和製とする一方、限定版をのぞき、ボタンはありがたみ抜群のホリ・オリジナルなのがほとんど。私のVSHGは色を変えるために結局ボタンを交換してしまいましたが、今回の「リアルアーケードPro.EX」こそボタンを交換することで真価を発揮できるといえましょう。8つの通常ボタンと2つのスタート系ボタンはそれぞれ30mm、24mmで、ほかのRAPシリーズと同様、三和製ボタンに交換してくれと言わんばかりに互換性が保たれているので、その意図に応えるべくアキバはMak Japanで三和製ボタンを購入し、交換してみました。

 VSHGもそうですが、ボタンはファストン端子で接続されているので、ハンダ付けは要らず、金具の端子を抜き差しするだけで交換できます(中身とかは不定期連載 ゲームグッズ研究所で)。色は往年の「ナムコスティック」を再現すべくレバーのボール・ボタンともにすべて黄色に統一したのですが、VSHGの時も「往年のナムコスティックを再現すべく~」とか言って変えたので、結果的に我が家の「ナムコスティックの意志を継ぐもの」は3台になってしまいました……。