F.S.S. DESIGNS 3

 ファイブスター物語最新設定作品集「F.S.S. DESIGNS 3」が発売されたのでフラゲできなかった前日に引き続き本屋に立ち寄って当日買いしてみました。

 ファイブスター物語(FSS)はもうかれこれ……と誰しもが遠い目をしてしまうと思いますが、個人的には読み始めて17年とか経ってるわけでして、帯の裏のリードの「佳境に入った魔導大戦の~」ってもう休載して何年になるんだヨ! とか思ってもこれはもうファンっつーか儲の哀しい喜びッつーか今さら投げ出せねーよジゼルもっと見テーよサイレンRまだ後ろ姿しか本編に出てねーよアシリアセパレーツなんてカケラも見たこともねぃようってなものでして、実際永野が先にくたばるまで付き合ってやんよと思っちゃってる人が残っちゃってるのかと思っちゃったり。

 ラルゴの緑サイレンが「玉虫色のメタリック装甲」とか「メッシュ→メルシュ」とか毎度おなじみの設定更新はともかく、描き下ろしのMHが「バルンシャ」だけとかどんなけなのかと。しかしそうは思いながらもバングとかカンとか80年代のクソ古い絵が臆することなく載せられ、明らかにデザインラインも作者の中の流行廃りも昔と変わってるのにコネコネと設定コネまわして「この絵は○○の時代のバージョンで連載登場時は△△バージョンに改装され~」とかいう風にして結局ド昔の絵も設定も世界観も肯定しながら(設定発表から数年後とかもザラの)連載登場時に「作者の最近の好み」の中で再構築され現れてくるのはFSSの魅力のひとつなのかもしれません。しかしインタシティって、もう涙無しには見られない……。